お部屋探しをされるお客様と一緒に内見をしていると、「収納が大きいお部屋がいい」というご希望をよくいただきます。
もちろん、収納スペースが広いことは大切です。荷物が多い方にとっては、収納力がそのまま暮らしやすさにつながります。
ただ、私が実際にお部屋をご案内していて感じるのは、収納は「広さ」だけで判断しないほうがいいということです。
せっかく収納が大きくても、「思ったより使いにくい……」となってしまうケースもあります。
今回は、私が内見の際にチェックしている「使いやすい収納」のポイントをご紹介します。

収納の奥行きは意外と重要
収納を見るとき、まず確認していただきたいのが「奥行き」です。
一見すると大容量に見える収納でも、奥行きが浅ければ大きな荷物を入れるのが難しいことがあります。
反対に、奥行きがかなり深い収納の場合も注意が必要です。
奥に物を入れすぎると、手前の荷物が邪魔になって奥の物を取り出しにくくなることがあります。
私自身、内見の際には「何を収納する予定なのか」をイメージしていただくようにしています。
洋服を多く収納したいのか、布団や季節家電をしまいたいのか、それとも日用品をまとめたいのか。
収納する物によって、適した形は変わってきます。
収納の扉も意外なチェックポイント
私が内見で意外と気にしていただきたいと思っているのが、収納の「扉」です。
開き戸なのか、引き戸なのかによって、家具の置き方が変わる場合があります。
例えば、収納のすぐ前にベッドやデスクを置くと、扉を開けにくくなってしまうことがあります。
「収納は大きいのに、家具を置いたら使いにくくなった」ということにならないよう、収納だけを見るのではなく、部屋全体の家具配置とセットで考えるのがおすすめです!
収納が少ない=住みにくいとは限りません
収納が少ない物件を見ると、すぐに候補から外してしまう方もいらっしゃいます。
しかし、収納が少ない代わりに居室が広かったり、家具を自由に配置できたりするケースもあります。
最近は収納家具やベッド下収納など、後から収納スペースを作る方法もあります。
そのため、「収納が多い物件」を探すことだけにこだわるのではなく、部屋全体を見て収納を確保できるかという考え方も大切だと思います!
私が内見でおすすめしている方法
内見時には、実際に収納の扉を開けてみてください。
そして、
「ここに普段使う洋服を入れる」
「ここに掃除機を置く」
「ここに季節家電をしまう」
というように、具体的に想像してみることをおすすめします。
図面や写真だけでは分からない「使いやすさ」は、実際のお部屋に立ってみると意外と見えてきます。
私もお客様をご案内するときは、単純に「収納が大きいですね」とお伝えするだけではなく、家具の配置や生活動線まで含めて、一緒に確認するようにしています。
お部屋は、広さや設備だけでなく、実際に生活したときのイメージができるかどうかが非常に重要です!
まとめ
回は、内見時に確認していただきたい「収納」のポイントについてご紹介しました。
収納は大きければ良いというわけではなく、奥行き・高さ・扉・位置・家具との相性など、実際の生活をイメージしながら見ることが大切です。
お部屋探しでは、間取り図だけでは分からない部分がたくさんあります。
「この部屋、自分の荷物ならどう収納するかな?」と少しだけ想像してみることで、入居後の暮らしやすさも変わってくると思います。
これからお部屋探しをされる方は、ぜひ内見の際に「収納の大きさ」だけではなく、「自分にとって使いやすい収納か」という視点でもチェックしてみてください!!!








