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新入生・在校生の方へ

築古なのにおしゃれすぎ!?その部屋、リノベ物件です。

「築30年以上って聞いてたけど、内見したら新築みたいにキレイでおしゃれ!」
最近、そんな“ギャップ”を感じる賃貸物件が増えてきました。
その秘密は「リノベーション」にあります。

築年数の古い物件でも、しっかりと手を加えることで、住みやすく、デザイン性の高い住まいに生まれ変わる。今、そんなリノベーション物件が注目を集めているのです。

でも一方で、「リフォームとどう違うの?」「デザインだけで選んでいいの?」といった疑問や不安を持つ借主の方も少なくありません。

今回は、リノベーションとリフォームの違いをわかりやすく解説しつつ、借主が知っておくべきポイントや注意点、そして実際に選ぶ際のコツをご紹介します。

目次

リフォームとリノベーション、何が違うの?

● リフォームとは?

「リフォーム」は、古くなった建物や設備を**元の状態に戻すこと(原状回復)**を目的とした工事です。たとえば、経年劣化した壁紙を張り替えたり、故障したキッチンやトイレを新品に交換したりするのが典型的なリフォームです。

つまり、マイナスの状態をゼロに戻すイメージです。

リフォームの主な特徴:

  • 老朽化部分の修繕・交換
  • デザインよりも機能回復がメイン
  • 比較的費用が抑えられる
  • 原状回復工事の一環として行われることも多い

● リノベーションとは?

一方で「リノベーション」は、単なる修復ではなく、間取りの変更や内装のデザイン変更などを通じて、新たな価値を加える工事です。たとえば、昔ながらの3DKの間取りを2LDKに変更して、広々としたリビングを作るなど、住みやすさや美しさを追求するケースが多いです。

つまり、ゼロをプラスに変える工事と言えます。

リノベーションの主な特徴:

  • 間取り変更やフルスケルトン工事も含む
  • デザイン性・快適性が向上
  • 築古物件の“中身”を刷新
  • 借主にとって新築に近い住み心地を実現

借りる人がリノベ物件に惹かれる理由

1. デザインが洗練されている

白を基調にしたナチュラルテイスト、コンクリート打ちっぱなしの無機質デザイン、ヴィンテージ風の木目調インテリアなど、リノベーション物件は内装の自由度が高く、センスの光る部屋が多いのが特徴です。

InstagramやPinterestで見るような「映える部屋」に住みたい!という方にとって、リノベ物件は理想的。

2. 家賃が抑えられている場合も

新築や築浅物件に比べて、リノベ物件は築年数の古さがある分、家賃が比較的抑えられていることも。表面上は新築同然でも、登記上は築30年なので、新築価格では貸せないのが現実。

つまり、**「中身は新築」「価格は築古」**という“いいとこ取り”ができる場合があります。

3. 立地の良いエリアに多い

リノベーションが行われる物件の多くは、すでに人気エリアに存在する築古マンションやアパートです。新築ではなかなか出ない駅近や繁華街周辺でも、リノベ物件なら掘り出し物があるかもしれません。

でも注意!借主として確認しておきたいポイント

リノベ物件は魅力的ですが、借主としては“見た目”だけに惑わされないよう注意も必要です。

● 1. リノベの範囲を確認する

「リノベ済」と記載されていても、一部のみ手を加えた「プチリノベ」物件もあります。たとえば、リビングだけ改装して、他の部屋や水回りはそのまま、ということも。

内見時に「どこをどの程度リノベしたか」を必ず確認しましょう。

● 2. 見えない設備は古いまま?

内装が新しくても、配管・断熱・防音など、目に見えない部分の設備は古いままというケースも。とくに築30年以上の物件では、配管の劣化による水漏れやトラブルも起こり得ます。

管理会社や仲介担当者に「給排水管の交換有無」「耐震補強の実施有無」などを確認しておくと安心です。

● 3. 原状回復義務の範囲は?

リノベ物件の中には、カスタマイズ可能な「DIY型賃貸」や、造作家具付き物件なども存在します。その場合、退去時の原状回復義務が通常とは異なることがあります

契約前に「借主が退去時にどこまで戻す必要があるのか」「造作家具はそのままでいいのか」などをしっかり確認しておきましょう。

リノベ物件に向いているのはこんな人

タイプ向いている理由
インテリア好きデザイン性の高い部屋で自分好みに暮らせる
築年数にこだわらない人外観の古さより中身を重視
都市部で物件を探している人駅近や人気エリアでも選択肢が増える
コスパ重視派新築に近い住まいを抑えた家賃で借りられることも

逆に、「建物全体の耐震性や設備にこだわりたい」「管理の行き届いた築浅物件がいい」という人には、新築・築浅物件の方が向いている場合もあります。

まとめ

築古でも“中身”は最先端。賢く選ぶリノベ賃貸

「築30年なのにおしゃれすぎる!」
その驚きの裏側には、時代に合わせて生まれ変わった“リノベーション”の力があります。

でも、外見や内装の魅力だけで飛びつくのではなく、「リノベの範囲」「設備の状態」「契約内容」などを冷静にチェックすることが、後悔しない賃貸選びのコツです。

物件選びの際には、築年数だけでなく「その物件が、どういう考えで、どこまで手を加えられているのか?」を見極めましょう。

借主にとって、“新築信仰”だけが正解ではありません。
「古いけど新しい」
そんな選択肢が広がる今こそ、自分に合った住まいを見つけるチャンスかもしれません

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この記事を書いた人

LAKIA不動産の編集メンバーが不定期で更新します。不動産界隈の最新ニュース・物件更新情報・LAKIA不動産からのお知らせやお部屋探しに役立つ情報をわかりやすく紹介します!